今後、国内において、”地方”や”地域社会”という点に拘っていければいいな・・・と漠然と考えています。
一見、一つ前に書いた「アジアに軸足を移したい」という主旨の書き込みと矛盾するように見えるかもしれませんが、自身が都会生まれ育ちではないこともあり、何十年も前から、田舎（地方）で暮らしたいと思っていました。過去１０年、近しい人たちにしか公にしてませんでしたが、人口7,000人足らずの田舎町で暮らし、自然に囲まれた美しい環境の中にいました。
正直、１０年前は、テレワークという言葉も無かったですし、ただ単に、「自身の仕事の特性上、ネットと携帯があれば、必ずしも、毎日、東京に行かなくても仕事は出来る」という感覚でした。結果的に、早い段階でテレワーク的な業務に変化していたので、７年前ぐらいから海外に行き初めても、物流現場を訪問するか、都心のオフィスでの報告会みたいなケースを除けば、田舎にいようが、海外にいようが、大半の仕事が成り立つようになっていました。
都心から家に帰るためには、新幹線を使うと、在来線の乗り継ぎが良ければ１時間、乗り継ぎが悪いと１時間半。在来線だと、ドアtoドアで２時間コースになるため、自ずと、当たり前のように頻繁に入っていた夜会合の回数が限りなくゼロになり、自ずと、早寝早起きな生活が確立しました。４０歳を超え、体力が衰え始めたこともあり、予期せぬライフスタイルの変化は、人生においてプラスに働いたのだろうと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、３年前、私が４５歳になった年に次のような文章を書きました。
「45歳を迎えるにあたり 〜道は邇きに在りて遠きに求む〜」
この文章の後半で書いていますが、2016年頃から、いわゆる投資ファンドのアドバイザーという仕事を片手間で始めていましたが、その活動が本格化したのが、この記事を書いた3年前の2018年頃です。
秘密保持等の関係もあり詳しく書けない部分もありますが、このような活動に心血を注いだのは、最近、耳にしなくなった「”地方創生”や”地域活性化”みたいなものは、その地域に根差す会社をキチンと経営し、その会社が持続的に成長することに拠って地域の雇用を守り、場合に拠っては、地域から世界を目指し、世界と地域がダイレクトに繋がることによって実現し得る」との考えに基づいたものでした。
ゆえに、売った買ったで鞘抜きする「投資」がしたいのではなく、地方創生や地域活性化、更には、我が国の産業育成、保護、経済安全保障のような意識で、「投資」という世界に関心を抱き、５年近くの時間を割いてきました。
言い方を変えれば、資本主義の原則を否定せず、かといって、だいたい”強い者が勝つ”、投資一辺倒の論理にも組しない。そのバランスみたいなもので、この国は元気を取り戻していくのではないか・・・。地域で（個々人が好きな場所で）働き、暮らすことが豊かさや幸せに繋がるのではないかと思い、まずは、その成功事例を作りたいというのが、投資の世界に関わり始めた何よりの動機です。
もっとも、嘗ての右肩上がり経済成長の頃と同じように、遍く地域の企業が頑張っていける訳ではないと思います。企業立地の問題のみならず、産業構造変革やグローバルな波の影響も大きく受けますし、当事者の意識変革が大前提だと思います。
私のなかでは、投資というよりも、地方創生、地域活性化、産業育成・保護、経済安全保障といった感覚で取り組んで参りましたが、最近、以下の２冊の本との出会いもあり、現在、これからどうしていくか？と考えている真っ最中です。
筆者の方が書いたブログ記事も列挙致しますので、ピンとくる方がいたらご一報頂ければ幸いです。私は、自身が漠然と心地いいと思っていることをこれだけ真剣に考えている人がいたことに驚きました。日本国内においては、こだわり続けたいテーマです。
#面白法人カヤック社長日記 No.60地域資本主義の説明を さらに簡単に まとめ直してみた
経済資本主義だけじゃない！地域、つながり、自然環境を軸に打ち出す「鎌倉資本主義」新しい「日本型経営のカタチ」
鎌倉本社の理由
#面白法人カヤック社長日記 No.90なぜ僕は地域通貨が盛り上がると確信しているのか。お金の歴史から解説してみます。
#面白法人カヤック社長日記 No.37カヤックが、出資先に期待すること。協力できること。
※ＳＮＳでは、時たま、仕事のことやプライベートなことを非公開で綴っております。直接面識がある方に限定させておりますが、ご関心がある方は、友だち申請をお願いします。
⇒ https://www.facebook.com/nobu44
【その他の近況のご報告】
近況のご報告 〜関東から関西に拠点を変更〜
関西圏の物流課題で取り組みたいこと
海外（アジア）関連で取り組みたいこと
‟地方”や‟地域社会”という視点で取り組みたいこと
事業承継（含む、M&A）の課題で取り組みたいこと
政治関係者とのお付き合いについて
自民党総裁選参戦ご激励御礼、並びに、今思うこと
正直、１０年前は、テレワークという言葉も無かったですし、ただ単に、「自身の仕事の特性上、ネットと携帯があれば、必ずしも、毎日、東京に行かなくても仕事は出来る」という感覚でした。結果的に、早い段階でテレワーク的な業務に変化していたので、７年前ぐらいから海外に行き初めても、物流現場を訪問するか、都心のオフィスでの報告会みたいなケースを除けば、田舎にいようが、海外にいようが、大半の仕事が成り立つようになっていました。
都心から家に帰るためには、新幹線を使うと、在来線の乗り継ぎが良ければ１時間、乗り継ぎが悪いと１時間半。在来線だと、ドアtoドアで２時間コースになるため、自ずと、当たり前のように頻繁に入っていた夜会合の回数が限りなくゼロになり、自ずと、早寝早起きな生活が確立しました。４０歳を超え、体力が衰え始めたこともあり、予期せぬライフスタイルの変化は、人生においてプラスに働いたのだろうと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、３年前、私が４５歳になった年に次のような文章を書きました。
「45歳を迎えるにあたり 〜道は邇きに在りて遠きに求む〜」
この文章の後半で書いていますが、2016年頃から、いわゆる投資ファンドのアドバイザーという仕事を片手間で始めていましたが、その活動が本格化したのが、この記事を書いた3年前の2018年頃です。
秘密保持等の関係もあり詳しく書けない部分もありますが、このような活動に心血を注いだのは、最近、耳にしなくなった「”地方創生”や”地域活性化”みたいなものは、その地域に根差す会社をキチンと経営し、その会社が持続的に成長することに拠って地域の雇用を守り、場合に拠っては、地域から世界を目指し、世界と地域がダイレクトに繋がることによって実現し得る」との考えに基づいたものでした。
ゆえに、売った買ったで鞘抜きする「投資」がしたいのではなく、地方創生や地域活性化、更には、我が国の産業育成、保護、経済安全保障のような意識で、「投資」という世界に関心を抱き、５年近くの時間を割いてきました。
言い方を変えれば、資本主義の原則を否定せず、かといって、だいたい”強い者が勝つ”、投資一辺倒の論理にも組しない。そのバランスみたいなもので、この国は元気を取り戻していくのではないか・・・。地域で（個々人が好きな場所で）働き、暮らすことが豊かさや幸せに繋がるのではないかと思い、まずは、その成功事例を作りたいというのが、投資の世界に関わり始めた何よりの動機です。
もっとも、嘗ての右肩上がり経済成長の頃と同じように、遍く地域の企業が頑張っていける訳ではないと思います。企業立地の問題のみならず、産業構造変革やグローバルな波の影響も大きく受けますし、当事者の意識変革が大前提だと思います。
私のなかでは、投資というよりも、地方創生、地域活性化、産業育成・保護、経済安全保障といった感覚で取り組んで参りましたが、最近、以下の２冊の本との出会いもあり、現在、これからどうしていくか？と考えている真っ最中です。
筆者の方が書いたブログ記事も列挙致しますので、ピンとくる方がいたらご一報頂ければ幸いです。私は、自身が漠然と心地いいと思っていることをこれだけ真剣に考えている人がいたことに驚きました。日本国内においては、こだわり続けたいテーマです。
#面白法人カヤック社長日記 No.60地域資本主義の説明を さらに簡単に まとめ直してみた
経済資本主義だけじゃない！地域、つながり、自然環境を軸に打ち出す「鎌倉資本主義」新しい「日本型経営のカタチ」
鎌倉本社の理由
#面白法人カヤック社長日記 No.90なぜ僕は地域通貨が盛り上がると確信しているのか。お金の歴史から解説してみます。
#面白法人カヤック社長日記 No.37カヤックが、出資先に期待すること。協力できること。
※ＳＮＳでは、時たま、仕事のことやプライベートなことを非公開で綴っております。直接面識がある方に限定させておりますが、ご関心がある方は、友だち申請をお願いします。
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近況のご報告 〜関東から関西に拠点を変更〜
関西圏の物流課題で取り組みたいこと
海外（アジア）関連で取り組みたいこと
‟地方”や‟地域社会”という視点で取り組みたいこと
事業承継（含む、M&A）の課題で取り組みたいこと
政治関係者とのお付き合いについて
自民党総裁選参戦ご激励御礼、並びに、今思うこと
