いざ・・・という有事の際に、自身の能力を出し切る心を培う訓練、限界を自分で決める訓練を、ジョギングを通してご披露したい。
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熱海から湯河原にかけての山道をジョギングするために、わざわざ、電車に乗って熱海まで来る。


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海から837段、"強運"で知られる伊豆山神社の階段を駆け上がる“どM”なトレーニング。


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久しぶりにやったら息が切れた。これでは、アスリートには遠く及ばないと、紅白の龍神様を見ながら、行く先の解らない感じで猛省。


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そして、伊豆山神社の名物「強運お守り」を見ながら、「俺はツイてる、俺はデキる」と自身を洗脳する。
この高さの海抜に甘んじていては、オリンピックアスリートのみならず、箱根駅伝選手にも遠く及ばない。


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海抜約180メートルの高さから海を眺め、「違う景色が見たい!」と、無理やり、心の底から向上心を沸き立たせる。


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標高250メートル、僅か、70メートル上がっただけで、景色が変わることを体感。もっと、高いところからの景色が見たい!と、自身を鼓舞する。


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湯河原まで7キロ。まだ、7キロも楽しめることを幸せだと言い聞かせる。


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目の前に頂きが見えても、簡単に届かないのが人生。ここからが勝負!と気を引き締めなおす。


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突然、目の前に、リゾート施設、いつでもどこでも誘惑は付きもの。誘惑に惑わされない平常心を培う。


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峠はアッサリ現れた。がしかし、ここで気を緩めないことが寛容。寧ろ、降りる時こそ重要。“功名の木登り”もまたかくごとし。


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急な下り坂は、リアルに足に負担が掛かる。降りるための鍛錬をしてこそホンモノの域に至る。


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人里が見えてきて、ホッとした気持ちを引き締める。


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湯河原温泉郷が視界に入ってきたが、ゴールを駆け抜けてこそ輝きが増す。


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この橋を超えたら神奈川県・・・。緩む気持ちを引き締めなおす。


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湯河原の温泉で足を伸ばしたい・・・と思う気持ちにこそ、油断が生じる。


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ゆえに、万葉公園で折り返し、ここから更に、小田原方面を目指し、疲弊した身体にムチを打つ。日々、負荷を掛け、少しずつ増やしていくからこそ、いざという時、楽に感じられるようになると信じる。


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舛添都知事の家の近所を通りながら、絶対、ああはならないぞ!との思いを強くする。何事からも、学ぶことはある。


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舛添都知事行きつけの回転寿司屋が視界に入るが、我慢!


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真鶴半島が見えてきた。また、上り坂になることを、ただただ、悦ぶ。

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吉浜海岸を横目で見ながら、平坦な道でこそ、集中力を高めることを意識する。

あとは、気の向くまま行けるとこまで・・・。

常に、負荷を増やし続けるからこそキャパシティーが高まり、この努力を地道に継続すると、体力のみならず、精神力も鍛えられる。日々、やれることは全てやったという努力の積み重ねによる自信、がしかし、絶えず、上を目指す向上心・・・。この果てしない繰り返しこそが、いざ!という時、自分がイメージした通りのことが出来るチカラとなり、自信に繋がるのだ。

継続はチカラなり・・・。