書店に置いてあった「大平正芳―「戦後保守」とは何か(中公新書)」という本を買いました。専ら、最近は、仕事で携わっている物流に関連するブログが増えていますが、元の職業関係において、「尊敬する政治家は誰?」と聞かれたら、「大平正芳」と答えていました。
 大平正芳元総理の薫陶を受けた加藤紘一先生から教えられた考え方の最たるものは、「小鮮を烹るがごとし」という言葉。改革・改善という仕事に関わる今、私自身の大きな座標軸の一つとなっています。今から30年近くも前に「環太平洋連帯構想」、「田園都市構想」などを説かれた点など、その先見の明は学ぶところが多いように思います。政治関係のテレビにおいて、あまり語られる機会の少ない大平正芳元総理。大平正芳記念財団のホームページでも、著作などを見ることができるので、是非、ご一読下さい。
大平正芳―「戦後保守」とは何か (中公新書) 

 (財)大平正芳記念財団 http://www.ohira.org/

 また、私自身の考え方が「戦後保守」なのかどうか、その点は解らないですが、大平正芳元総理から影響を受けた考え方は、随所に、根付いているように思います。以下も併せまして、ご笑納賜れれば幸いです。

 ご参考 基本的な考え方