ブログなどで、「マーケティングとは、全ての関わる人を幸せにする仕組みづくり」と概念的(抽象的)なことを書いていますが、あくまで私個人に限って言えば、日々の業務の中においては、「マーケティングとは、経営戦略(ビジネス戦略)の観点から、(最終)顧客への価値を高めて、財務パフォーマンスを最大化すること」という認識(定義)をしています。
 つまり、(私の場合は)“財務パフォーマンスの最大化”こそが目的であると定義していますし、当然のことながら、最大のポイントであると位置づけています。

 と同時に、財務パフォーマンスの最大化を成し得るもう一つのポイントは、“顧客起点”だと考えています。ですから、(精神論としてではなく)手法論として、“顧客起点”でビジネスを設計(または、再構築)することに終始しています。

 また、(私が)個別事象としてのマーケティングを勘案するときの重要な構成要素は、1.収益(revenew)、2.コスト(expense)、3.資本(capital)の3つであり、少なくとも、実務レベル(=現実の個別事象)に相対する限りは、この3要素の具体的、且つ、数字(根拠)に基づく「的確な現状認識」「ゴール(=成功)の定義」「効果指標の設定」「ゴールへのロードマップ」が顧客との間でコンセンサスが形成されなければ、“成功”は有り得ないと考えています。

 あくまで一般論として、“マーケティング論”的に考察すると、「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。」(日本マーケティング協会・1990年)と定義されていますので、概念としての“マーケティング”と言うよりも、より、(良かれ悪しかれ)実践的な考え方をしています。