“数の力”使い方知らぬ民主党」(産経新聞)

 私も、その通りだと思います。
 政治業界に始めて関わった頃(93年頃かな?)、小沢一郎氏が自民党を離党したりと政界がゴタゴタした時期でした。当時を振り返ると、「トップダウン型の政治」と「ボトムアップ型の政治」などという表現が用いられ、何かと“小沢流”にスポットが当たった時期でもありました。

 私自身、同世代の多くの政治家志望の人間がそうであるように、多分に漏れず、高校生の頃に読んだ『日本改造計画』の触発を受けた世代でもあります。しかし、制度的にはそれでOKとは言え、全てを“数”だけで割り切る小沢氏の手法には、大いに違和感を感じたものでした。

 民主主義のあり方については、様々な意見がありますが、私自身の考え方として、“数”を重要な判断の要素として鑑みるものの、マイノリティー(過半数以下)の意見をいかに吸収をしていけるのかという点を重要視しています。

 “万機公論に決すべし”

 言い尽くされた言葉ではありますが、小沢氏(現小沢執行部)の手法には、何処か、本来、民主党が内包すべき大事な何かが欠けているような気がします。