ここ一ヶ月くらい、ビジネスデューディリジェンス(Business Due diligence)について考えています。“デューディリジェンス”という言葉は、特定の業界の方にしか馴染みの無い言葉だと思いますが、wikiによると「投資やM&Aなどの取引に際して行われる対象企業についての調査活動をいう。「デューデリジェンス」とも。口頭では「デューディリ」や「デューデリ」と略称するのが通常。文章では「DD」と略称することも。法務、財務、ビジネス、人事、環境といったさまざまな観点から行われる。」と記述されています。
 予てから、(個人的には)VC・金融機関、あるいは、会計事務所などが行なう“ビジネスデューディリジェンス”に大いに疑問を持っています。何故ならば、逆説的な表現ではありますが、専門家が入念にデューデリした筈の案件が、ことごとく失敗に終る現実が散見されるからです。

 その理由を私なりの表現で書くならば、デューデリに携わる方々に「ビジネスセンスが無い」、あるいは、「(論理通りに進まない)リアルビジネスを理解していない」からではないかと思っています。

 お陰様で、幾つかの業界に関しては、何となく“目利き”ができるようになってきました。勿論、ビジネスは人が行なうことですから、100%ということは有り得ないのですが、“専門家”を自称する方々よりも嗅覚は研ぎ澄まされてきているのではないかと自負しています。

 これからの日本経済において、具体的には、ベンチャーであろうが、上場企業であろうが、非上場中小企業であろうが、経営戦略においてM&Aは不可欠な時代に入ってきます。その局面において、本当にビジネスの目利きができる人、あるいは、再生をしたりバリューアップできる人が何人いるのか、そして、“DIPファイナンス”できる金主がどれくらいいるのかという点は、非常に重要なポイントになってくるのではないかなどということを、地味〜に考えています。

 そこで、私自身の課題として、専ら、“ビジネスデューディリジェンス”に焦点を当てている今日この頃です。