時折、お会いする方と話すことがあることなのですが、民間企業で3年近く働いて、未だに、理解できないことがあります。それは、“大半の人が、職場で仕事のストレスを感じている”という現実です。
サラリーマンのアンケートなどを見ると、会社を嫌な理由のトップが「職場の人間関係」です。まぁ〜、仕事なんていうものは、所詮、人間同士が行なうことですから、人と接している以上、何らかの不満や思い通りにならないことはあるでしょう。
しかし、人と相対する以上、思い通りになる訳がないと考えるほうが自然なので、そもそも、ストレスを感じることなのだろうか?という疑問を覚えてしまいます。
こんなことを書くと、また、「弱い人の気持ちが解らない」とか、「協調性が無い」という批判を受けてしまいそうですが、別に、会社とともに心中する訳ではないのだから、もっと、気楽に考えればいいのではないかと思います。
逆説的に言うならば、社内の人間関係でストレスを溜めるほど、会社に対して、一途に思い入れる必要なんてありますかね?
大学を卒業するとき、名だたる大企業が、いとも簡単に社員を切り捨てる様を見てきた経験があるります。ですから、私と同世代の人の中には、そもそも、「会社が守ってくれる」などという妄想など描いていない人もいます。
また、私自身、ここ最近は、どちらかと言えば、雇用する側の目線で働いていますので、会社の人間関係で悩むくらいに“会社との距離感”を受け止めてくれる方がいるとするならば、それは、どこかしらに「この会社しかない」という思いを持たれている裏返しの、とても有難い話だと思います。
私の場合、組織に所属したという意識があるのは、概ね、一年半。その期間でさえ、色々な経験を積むため、意識的に、短期間で転職を繰り返すという身の処し方をしていたので、帰属意識や所属意識が根本的に無いと言えば無い。
会社なんて、数百万社もある訳ですから、特定の1社に留まらず、その中から、相性の良いパートナーを選べばいいだけの話。
更に言うならば、相性の良い会社を探す苦労をするよりも、相性の良い会社を作ることの方が簡単です。ですから、何かしらやりたいことがあるならば、はなっから会社など入らずに、起業した方が早いのではないかと思います。
何故ならば、転職の時、「わが社を選んだ理由?」などということを偉そうに聞かれる訳ですから、転職活動自体、全てがそうではないにせよ、それなりにしたいことがあってのことではないでしょうか?
だとしたら会社を作るべきです。
一般的に、会社設立から10年間会社が存続する確立は6〜7%だと言われています。ですから、理論値上は、10年間で、15〜16社ほど立ち上げると、1社は存続することになります。
また、ポートフォリオという観点からは、収入を特定の1社に依存するよりも、複数の会社に分散させるほうがリスクは少ない。そもそも、給料を1社から貰わなければならない合理的な理由は何でしょうか?
実は、私が、ベンチャーを立ち上げ次の会社へ、また立ち上げて次の会社へという奇怪(?)な行動を繰り返している背景には、このような自説を持っているからでもあります。
しかし、大半の人は、私のように自由に動くことができないのも現実。
その際たる理由は、“住宅ローン”と“退職金”という一朝一夕に処理できない“カネ”によるものではないでしょうか?
だとするならば、(あまり政治・経済の議論で聞いたこともないですが)少なくとも退職金については、労働分配率再考の観点からも、退職金として蓄積せずに、そのまま社員に還元することの方が好ましくはないでしょうか?
そもそも、老後の蓄えである筈の退職金を、投資や人生設計の専門家でも無い会社に託する方がリスクだと思います。
自己リスクという点は否めないものの、そのようなお金は、本来、個人の裁量によって、貯金するなり投資するなり、それこそ、人それぞれに対応していけばいいのではないでしょうか?
こんなことを書くと、猛批判を受けるかもしれませんが、行きたい会社に行くよりも、行きたい会社を作るほうが楽です。何故ならば、社長は、登記さえすれば、誰でもなれるからです。(無論、成功とは別の話ではありますが…。)
暴論との批判を受けるかもしれませんが、これは紛れもない事実です。
そして、何よりも大事なことは、起業するかどうかということよりも、自分自身で勝負するという思いを抱いていると、自ずと、人との付き合い方や情報収集、更には、生き方自体が前向きに変わってくるような気がします。
会社の人間関係でお悩みの貴方、是非、創業してみて下さい。
ストレスは無くなるかわりに、胃痛か頭痛が始まります。(笑)
しかし、人と相対する以上、思い通りになる訳がないと考えるほうが自然なので、そもそも、ストレスを感じることなのだろうか?という疑問を覚えてしまいます。
こんなことを書くと、また、「弱い人の気持ちが解らない」とか、「協調性が無い」という批判を受けてしまいそうですが、別に、会社とともに心中する訳ではないのだから、もっと、気楽に考えればいいのではないかと思います。
逆説的に言うならば、社内の人間関係でストレスを溜めるほど、会社に対して、一途に思い入れる必要なんてありますかね?
大学を卒業するとき、名だたる大企業が、いとも簡単に社員を切り捨てる様を見てきた経験があるります。ですから、私と同世代の人の中には、そもそも、「会社が守ってくれる」などという妄想など描いていない人もいます。
また、私自身、ここ最近は、どちらかと言えば、雇用する側の目線で働いていますので、会社の人間関係で悩むくらいに“会社との距離感”を受け止めてくれる方がいるとするならば、それは、どこかしらに「この会社しかない」という思いを持たれている裏返しの、とても有難い話だと思います。
私の場合、組織に所属したという意識があるのは、概ね、一年半。その期間でさえ、色々な経験を積むため、意識的に、短期間で転職を繰り返すという身の処し方をしていたので、帰属意識や所属意識が根本的に無いと言えば無い。
会社なんて、数百万社もある訳ですから、特定の1社に留まらず、その中から、相性の良いパートナーを選べばいいだけの話。
更に言うならば、相性の良い会社を探す苦労をするよりも、相性の良い会社を作ることの方が簡単です。ですから、何かしらやりたいことがあるならば、はなっから会社など入らずに、起業した方が早いのではないかと思います。
何故ならば、転職の時、「わが社を選んだ理由?」などということを偉そうに聞かれる訳ですから、転職活動自体、全てがそうではないにせよ、それなりにしたいことがあってのことではないでしょうか?
だとしたら会社を作るべきです。
一般的に、会社設立から10年間会社が存続する確立は6〜7%だと言われています。ですから、理論値上は、10年間で、15〜16社ほど立ち上げると、1社は存続することになります。
また、ポートフォリオという観点からは、収入を特定の1社に依存するよりも、複数の会社に分散させるほうがリスクは少ない。そもそも、給料を1社から貰わなければならない合理的な理由は何でしょうか?
実は、私が、ベンチャーを立ち上げ次の会社へ、また立ち上げて次の会社へという奇怪(?)な行動を繰り返している背景には、このような自説を持っているからでもあります。
しかし、大半の人は、私のように自由に動くことができないのも現実。
その際たる理由は、“住宅ローン”と“退職金”という一朝一夕に処理できない“カネ”によるものではないでしょうか?
だとするならば、(あまり政治・経済の議論で聞いたこともないですが)少なくとも退職金については、労働分配率再考の観点からも、退職金として蓄積せずに、そのまま社員に還元することの方が好ましくはないでしょうか?
そもそも、老後の蓄えである筈の退職金を、投資や人生設計の専門家でも無い会社に託する方がリスクだと思います。
自己リスクという点は否めないものの、そのようなお金は、本来、個人の裁量によって、貯金するなり投資するなり、それこそ、人それぞれに対応していけばいいのではないでしょうか?
こんなことを書くと、猛批判を受けるかもしれませんが、行きたい会社に行くよりも、行きたい会社を作るほうが楽です。何故ならば、社長は、登記さえすれば、誰でもなれるからです。(無論、成功とは別の話ではありますが…。)
暴論との批判を受けるかもしれませんが、これは紛れもない事実です。
そして、何よりも大事なことは、起業するかどうかということよりも、自分自身で勝負するという思いを抱いていると、自ずと、人との付き合い方や情報収集、更には、生き方自体が前向きに変わってくるような気がします。
会社の人間関係でお悩みの貴方、是非、創業してみて下さい。
ストレスは無くなるかわりに、胃痛か頭痛が始まります。(笑)