立候補届出前に大勢が決する“総裁選”に何の意味があるのでしょうか?
金曜日に、各派領袖が「いかに福田氏が総理総裁に好ましいか」を述べられている姿を見ながら、ある種の“虚脱感”を感じました。大体、一国民の私は、福田氏の政権構想を読んだ訳でもなく、詳しい政策など何も知らない。だから、何故、国会議員が大挙して福田氏を支援しているのかが理解できない。
それほど、福田氏が素晴らしい政治家であるならば、そもそも、何故、昨年の総裁選で推挙していないのでしょうか?
金曜日に、各派領袖が「いかに福田氏が総理総裁に好ましいか」を述べられている姿を見ながら、ある種の“虚脱感”を感じました。大体、一国民の私は、福田氏の政権構想を読んだ訳でもなく、詳しい政策など何も知らない。だから、何故、国会議員が大挙して福田氏を支援しているのかが理解できない。
それほど、福田氏が素晴らしい政治家であるならば、そもそも、何故、昨年の総裁選で推挙していないのでしょうか?
私は、政治家では無いので、「国民に開かれた総裁選」、あるいは、「国民に開かれた自民党」などと言う権利など無いのかもしれない。さりながら、社会人としてのスタートを自民党の活動に捧げてきた身としては、政策議論が行われることなくコンセンサスが形成(談合?)される自民党の姿に危機感を覚えます。
大体、政治家が「政治空白を作るべきでは無い」とか、「党内結束して難局を乗り切る」と発言するときはロクなことはない。思考停止の議論放棄は、民主主義の崩壊そのものです。
何よりも、今更、何の期待もしていない派閥領袖クラスは仕方ないとしても、05年総選挙で当選した新人議員の不甲斐なさに苛立ちすら感じます。小泉前総理擁立を目指す動きを見せつつも、小泉前総理から「100%無い」と固辞されると尻すぼみ。仕舞いには、「小泉氏が押すから福田氏」という訳の解らない説明でフェイドアウト。
小泉政権を去った後の福田氏の政権批判的な言動を見ていれば、「小泉改革路線」と「福田氏の路線」とでは、明らかに異なることなるのではないでしょうか。取り敢えず、「小泉構造改革路線継承」とさえ言っておけば、それで説明になるとでも思っているのでしょうか。有権者は、そんなに甘く無いと思います。
“新人”とは言え、国会議員の一票の重みに差などないのだから、小泉氏擁立が無理なら新人議員から誰か擁立するなどして“新風”を吹かせようとか考えないのだろうか。憲法や自民党則に、一言も、「新人議員は総理総裁NG」などとは書いていない。過剰と思えるほどに国民の期待を受けて当選しているのだから、それくらいの気概を一人くらい見せて欲しい。
昨年の安倍総理の誕生プロセスと参議院選挙結果がそうであったように、自民党が党内議論無く(ほぼ)満場一致で決着するような時ほど危うい時は無い。参議院で過半数割れしてるとは言え、衆議院で3分の2近い議席を占める政党内に熱い議論が沸き立たないようであれば、最早、民主主義では無い。
自民党の力の源泉は、良くも悪くも権力闘争であり、党内において喧々諤々とした自由闊達な議論が行われる多様性と寛容性こそにある筈。権力の誕生プロセスにおいて、(ほぼ)全会一致で誕生した権力が歴史上意味を成したことなど無い。個人的には、権力とは、権力者であることが重要なので無く、権力者になるプロセスこそが重要なのではないでしょうか。
怒涛の総裁選報道を見ながら、怒りにも似た虚脱感に苛まれています。
そんな中、地元選出の鳩山邦夫代議士が、「派閥政治のようなことをやってはいけない」と正論を述べたコメントを聞いて、また、縁あって知り合った河野太郎代議士が、自身のHPにおいて、独自に総裁予備選挙を行なう姿を見て、幾ばくか救われる思いがしました。
一方で、総裁選ニュースにかき消されてさほど着目されていませんが、民主党の前原誠司副代表が「あの地域が安定することは日本の国益につながる。活動は続けるべきだと思う」と給油活動を継続すべきと発言しています。自民党の中にも、このように、真っ直ぐ正論を吐ける政治家がいることを期待したいと思います。
大体、政治家が「政治空白を作るべきでは無い」とか、「党内結束して難局を乗り切る」と発言するときはロクなことはない。思考停止の議論放棄は、民主主義の崩壊そのものです。
何よりも、今更、何の期待もしていない派閥領袖クラスは仕方ないとしても、05年総選挙で当選した新人議員の不甲斐なさに苛立ちすら感じます。小泉前総理擁立を目指す動きを見せつつも、小泉前総理から「100%無い」と固辞されると尻すぼみ。仕舞いには、「小泉氏が押すから福田氏」という訳の解らない説明でフェイドアウト。
小泉政権を去った後の福田氏の政権批判的な言動を見ていれば、「小泉改革路線」と「福田氏の路線」とでは、明らかに異なることなるのではないでしょうか。取り敢えず、「小泉構造改革路線継承」とさえ言っておけば、それで説明になるとでも思っているのでしょうか。有権者は、そんなに甘く無いと思います。
“新人”とは言え、国会議員の一票の重みに差などないのだから、小泉氏擁立が無理なら新人議員から誰か擁立するなどして“新風”を吹かせようとか考えないのだろうか。憲法や自民党則に、一言も、「新人議員は総理総裁NG」などとは書いていない。過剰と思えるほどに国民の期待を受けて当選しているのだから、それくらいの気概を一人くらい見せて欲しい。
昨年の安倍総理の誕生プロセスと参議院選挙結果がそうであったように、自民党が党内議論無く(ほぼ)満場一致で決着するような時ほど危うい時は無い。参議院で過半数割れしてるとは言え、衆議院で3分の2近い議席を占める政党内に熱い議論が沸き立たないようであれば、最早、民主主義では無い。
自民党の力の源泉は、良くも悪くも権力闘争であり、党内において喧々諤々とした自由闊達な議論が行われる多様性と寛容性こそにある筈。権力の誕生プロセスにおいて、(ほぼ)全会一致で誕生した権力が歴史上意味を成したことなど無い。個人的には、権力とは、権力者であることが重要なので無く、権力者になるプロセスこそが重要なのではないでしょうか。
怒涛の総裁選報道を見ながら、怒りにも似た虚脱感に苛まれています。
そんな中、地元選出の鳩山邦夫代議士が、「派閥政治のようなことをやってはいけない」と正論を述べたコメントを聞いて、また、縁あって知り合った河野太郎代議士が、自身のHPにおいて、独自に総裁予備選挙を行なう姿を見て、幾ばくか救われる思いがしました。
一方で、総裁選ニュースにかき消されてさほど着目されていませんが、民主党の前原誠司副代表が「あの地域が安定することは日本の国益につながる。活動は続けるべきだと思う」と給油活動を継続すべきと発言しています。自民党の中にも、このように、真っ直ぐ正論を吐ける政治家がいることを期待したいと思います。
































エントリとは関係ありませんが、あの地域の安定のための給油活動。
自分のブログにも書きましたが、民間には洋上給油する艦船がないのですね・・・。
んじゃ、是が非でも軍艦を派遣せねば・・・ってのがツライところですね。