顧問をしているグルーヴプロモーション株式会社株式譲渡を告知するに関して、投資に造詣が深い方々から、「未上場株式の譲渡告知」に否定的なアドバイスを頂きましたが、個人的には、然して、根拠の無い固定概念ではないかと感じました。私自身は、かなりシンプルに物事を考えています。
 昨今、ベンチャー企業投資などの分野において、創業時に出資した株主がキャピタルゲインを得ることが常態化しています。そのこと自体は、投資の観点からも、至極当然のことだと思います。

 さりながら、私自身の生き方の問題として、“ファウンダー”気取りでベンチャー投資をすることには、あまり関心が無い。勿論、自身が関与するようになってから在籍していた間に上げた“企業価値”については、相応の便益を享受することやぶさかでは無いですが、同社がIPOを目指すプロセスにおいて、私自身がIPO時まで在籍しない限りは、自身が関与した以上のキャピタルゲインを得る資格は無いと考えています。

 つまり、仮に、IPOという日を迎える日が来るとしたら、経営面での資金調達もさることながら、当然、その恩恵は、IPOの日まで内部で汗をかき続けた社員、そして、同社の成長に寄与した方々が享受すべきものだと考えています。

 私の特性として、アーリーステージのベンチャー企業を立ち上げ、軌道に乗せるまでのフェイズでは、相応に貢献できる自身があります。しかしながら、企業の形が定まってきて、よりシステマティックな企業経営に持っていくことについては、然程、強みがある訳ではなく、と同時に、着火材には着火材としての節度が必要だと弁えています。

 ですから、ここから先、同社が成長していくプロセスにおいて、同社の成長を支えてくれる方が、株主として名実ともに同社を支えていくことが好ましいと考え、今回、株式譲渡を告知する運びとなりました。行動する株主を自称する身としては当然の帰結だと思っております。

 若干、説明不足があったかもしれませんが、同社とともに、同社の成長に汗を流して頂ける“行動する株主”の方がいらっしゃいましたら、是非とも、お声がけ賜りたくお願い申し上げます。

ご参考 −株式譲渡のお知らせ−