6月15日の日経夕刊がお手元にある方は、一面最下段の「あすへの話題」のコーナーに掲載されている「実践は論理を超える」(一橋大学名誉教授 野中郁次郎さん)をご一読下さい。私が、常に、意識をしていることが書いてあります。
 その一文では、“人生で一度しかおこらない決定的瞬間の意思決定”において、「何をやりたいか」という意思が重要であること、それが、論理的分析からは導かれない「生き方」に関わるということ、そして、最終的には“行為”こそが大事であることが簡潔にまとめられています。また、その全てにおいて、「多くの人の助力」を得て今がある点を踏まえられているなど、心から賛同する考え方です。

 最近、全てのことをエクセル(又は、パワーポイント)で論理的に紐解き、動機付けしようとする偏差値(教養)の高い“エクセルバカ”を多くお見かけしますが、より、根っこの部分、平ていに言えば「〜したい」という感情や心の声に耳を傾けるべきだと思います。

 エクセルやパワーポイントで説明できることが全てではない。

 思う節がある方は、少なくともこの点(↑)だけはご留意してみて下さいね♪

 少しは、ハッピーになれると思います。

※“エクセルバカ”という言葉は、今年、私が広めようと思っている造語です。多忙のため、拙文を書く暇がない状況ですが、そのうち、書きたいと思います。