インディペンデント・コントラクター(Independent Contractor)プロワーカーとなり一ヶ月が経ちました。多くのサラリーマンが苦悩する満員電車に揺られての“通勤”から開放されたという点ではかなり気楽な日々ですが、自宅でボォ〜としていることなど皆無で、客先・会議とメリハリのついた毎日を過ごしています。
 とは言っても、昨年4月の独立以来、厳密な意味で組織人だったのは昨年12月末から3月までの約3ヶ月間あまり、変化はないというのが正直な感想です。

 時折、「気楽でいいね」と声をかけられることもありますが、寧ろ、実際は真逆。インディペンデント・コントラクターという立場は、自分が果たした結果が直接跳ね返ってくるため、結果さえ出せなければそれで終わり

 解り易いと言えば解り易い仕組みですが、自ずと“走り続けること”が至上命題になるため、却って、一時も気を抜けないハードなものなのです。

 さて、やはり歳なのでしょうかね〜。過去33年間、全く気にもならなかった身体のことなど、少しづつ気になるようになりました。そんな訳で、昨秋、人生で初めて“保険”というものに入りました。嘗ては、“保険に入っていると守られているようで気持ち悪い”とすら思っていたことからすると、大いなる心境の変化です。

 “保険”とは言っても、加入したのは生命保険ではなく、病気やケガの治療費を負担してもらうような医療保険。保険サービスが多様化した現代人の中では、やはり、“背水の陣を好む思考”は珍しい方なのかもしれません。

 また、当然のことながら、保険証は国民健康保険、年金は国民年金という状況。納付書が送られてくるのは歓迎しませんが、給料天引きよりも気分的にはマシ。

 このように、インディペンデント・コントラクターという身分は、“自分の飯は自分で食う”という単純明快なものですが、ローン(借入)の返済などがある場合などには、安定とはおよそ無縁なものなので、あまり向かないかもしれないですね〜。

 皆さんも、インディペンデント・コントラクター(プロワーカー)という生き方にトライされてみてはいかがですか?

ご参考

インディペンデント・コントラクター、プロワーカーとはなにか。」(雇わない、雇われない生活。)