現在、在住している横浜市は、政令都市のため、既に、市議会議員選挙も終了しておりますが、この週末は、久方ぶりの選挙関連日程。候補者への挨拶・応援もさることながら、住民生活と最も密接に関わる地方行政の雰囲気を体感してきたいと思います。

 今回の統一地方選挙(後半)、平成の大合併後初の統一地方選挙となります。本来であるならば、広域合併を乗り越えて、合併後の地域の将来像を語り合う選挙戦となるべきところですが、メディア報道等を見る限りにおいては、合併以前の市町村の地域エゴの対立がむき出しになている感さえあります。また、合併前、議員在任・定数特例適用の理由を市民に明確に説明することなく今日に至った議員の変節も注目の一つです。
 同時に、嘗て、合併機運の高まりとともに台頭した“国と地方のあり方”の議論が姿を現さなくなったことに危機感を感じています。無論、そのことは、地方議会のみならず、国のあり方を示す国政の責任ではありますが、前回統一地方選挙において、「地方から国を変える」という若い世代の候補者が蔓延した点に照らし合わせると、疑問を感じざるを得ない部分もあります。

 いずれにしても、今回の統一地方選挙において、合併前の地域間対立が垣間見えること自体、合併目的の説明責任を怠ってきた議員エゴの裏返しのような気がします。既に、多くの有権者が忘れ去っていますが、4年前と今、主張の整合性という点に着目して、地元の選挙戦を眺めてきたいと思います。