先般、大好評(?)頂いた“相続税に関するblog”、専門家からメールを頂戴しました。ご親切に、私のために、解りやす〜く書いて頂いております。ご本人に了解を得て、匿名にてご紹介させて頂きます。以下、相続税街頭部分。
相続税のブログのお話し。不評ですか?

色々な意見があって当然だと思いますので、どんどん発信される事を期待しております。釈迦に説法で申し訳ないですが、資産税は財産が他人の名義になった時に掛かるものですよね。

税率の順番としては、安い方から自分で稼いだ所得税→死んだ人からもらった場合の相続税→生きている人からタダでもらった場合の贈与税(ほとんどペナルティ的に高い)

相続税を高くするとか、逆に相続税を廃止するとか・・

様々な議論がありますが、他の税金との整合性もある、との視点も大切だと思います。(相続税を廃止しても、違う名前の税金が掛かると思います)

ただ、相続税は一つの役割を終えたようとしている感はあります。これは相続税を廃止すると言うこととは全く別です。戦前の地主制度家督相続制度が戦後変わって、土地が相続財産のほとんどであった今までは、3代で財産がなくなるなら相続税は土地の再配分という機能を十分に果たしてきたと思います。もちろんまだ「十二分に果たした」とは言えないでしょうが・・・昔の大地主は確実に小さくなっています。

これ以上長くなるのも申し訳ないので、この辺で。