久しぶりに、多くのblogコメントを頂戴しました。と言っても、私を含めて10件ですが・・・。昨日書いた「格差社会における税制改正の必要性」のコメントを拝見していて、もしかすると、税制議論というのは、イデオロギー的な対立よりも厄介な問題なのかもしれないと感じました。
 
 と言うのも、税金というのは生活者自身に直結したエゴの対立に他ならないからです。コメントを読んで頂くと顕著なように、各々の立場でこんなにも受け止め方が異なるのかということを感じると同時に、どの意見も、相応に説得力があったりもします。

 さりながら、その中で強いて最大公約数を上げるならば、格差の問題と税制(とりわけ相続税)を結びつけて議論するかどうかは兎も角として、概ね、相続税の基礎控除部分の引き下げという点、また、議論の飛躍はありますが、寄付税制(控除)の拡充という点においては、概ね、コンセンサスが得られるのではないかと思います。

 今まで、当blogにおいては、比較的、私の意見を一方的に述べていましたが、今後は、皆さんに、ご意見を求めるような形で運営していければと思っています。引き続き、コメント・トラックバック宜しくお願いします。