ca117403.jpg 明けましておめでとうございます。昨年は、地域の様々な活動に参加する中で、この国の歪みや矛盾という現実に直面しながら、中央と地方のあり方という視点に立ってものを考えた一年でした。同時に、永田町という混沌から離れ、地方で過ごすようになてから、不思議と、これまで以上に、外交も含めて国全体が俯瞰的に見えることに気づかされました。

 そして、昨年は、統一地方選挙、衆議院総選挙と怒涛の選挙ラッシュの年でもありました。統一地方選挙においては、多くの若手候補者が、「無所属」「無党派」を協調し、ただ「若い」ことだけを唯一の売りにして政治の刷新を訴えました。一方、総選挙においては、政党側の論理だけによる「政権交代の是非」が唱えられ、国民に何ら理念も政策も問わない選挙が行われました。

 選挙が行われたぐらいで、即座に世の中が変わるということはないのでしょうが、本当に、この国に新しい政治変革の種が芽生えたのでしょうか?政治哲学や理念、そして具体的な政策に基づいていない若い政治家の、変節という「新風」を感じながら、最近、このような疑問を抱いています。

 私は、一昨年来、「自立」と「共生」という、一見、相容れないかのような価値観の共存を模索しています。何故ならば、政治とは、確固たる理念や哲学に基づいた理想と、論理だけでは説明できない活きた現実とのギャップを政策という制度構築を行うことにより埋める作業だと考えるからです。

 今年は、目先の選挙や票の獲得のための行動ではなく、今、この国のどこが病んでいるのか、この国の行政の社会主義的依存体質からどうすれば脱却できるのかということを、自らが社会の現場に出て、リアルを経験することにより考えていきたいと思います。

 まずは、その第一歩として、近々、工事現場で働く予定です。不器用で遠回りかもしれませんが、文字通り現場主義が俺流ということでご理解賜りたく存じます。様々な場所での経験を、このHP上でもリポートしていきますので、今年もご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。